2024.01.29
プレスリリース
北海道内最大規模のカーポート型メガソーラーが竣工
2024年1月29日
ソーラーフロンティア株式会社
北海道内最大規模のカーポート型メガソーラーが竣工
ソーラーフロンティア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺宏、以下「ソーラーフロンティア」)は、株式会社ダイナックス(本社:北海道千歳市、代表取締役社長:伊藤和弘、以下「ダイナックス」)に提案した自家消費用カーポート型太陽光発電設備が、ダイナックス千歳工場およびダイナックス苫小牧工場に導入されたことをお知らせいたします。このカーポート型太陽光発電設備は合計2.2MWと北海道内で最大規模となり、発電した電力は工場で自家消費します。
カーポート型太陽光発電設備を設置したダイナックス千歳工場(左)と苫小牧工場(右)
北海道を拠点とする自動車部品メーカーであるダイナックスは、従業員用駐車場の敷地を有効活用し、ダイナックス千歳工場は356台分、ダイナックス苫小牧工場は428台分となるカーポート型太陽光発電設備を導入しました。本設備はソーラーフロンティアによる提案を採用したもので、1MWを超えるカーポート型の太陽光発電設備は北海道内でも最大規模となります。太陽光発電設備で発電した電力はダイナックスの工場で自家消費し、ダイナックス千歳工場は年間674t、ダイナックス苫小牧工場は年間730tのCO₂排出量を削減できる見込みで、全社におけるCO₂排出量の約3.7%に相当します。※1
ダイナックスは、2050
年のカーボンニュートラルを目指し脱炭素化に取り組んでおり、2030
年には 2019年度比で温室効果ガス(GHG)排出量を
46%削減することを目標に掲げています。ダイナックスとソーラーフロンティアは今後もダイナックスのカーボンニュートラル実現に向けて再生可能エネルギーの導入において連携し、SDGs
の理念に基づく「未来の社会づくり」に貢献していきます。
また、ソーラーフロンティアは、太陽光発電の主力電源化に向けた社会課題である「設置場所の限界」に向けて取り組んでおります。今回、そのソリューションの一つとして、カーポート型太陽光発電設備を設計し積雪時でも荷重に耐えられる架台仕様にしました。今後も太陽光発電の主力電源化に向けて様々なソリューションを提供し脱炭素社会の実現に取り組んでいきます。
【カーポート型太陽光発電設備の概要】
千歳工場※2 | 苫小牧工場 | |
---|---|---|
所在地 | 北海道千歳市上長都1053-1 | 北海道苫小牧市字柏原6-183 |
PVモジュール枚数 | 2,484枚 | 2,982枚 |
設置容量(DC) | 1,006.02kW | 1,207.00kW |
発電量(年間) | 1,028,231kWh | 1,113,228kWh |
CO₂排出量削減見込(年間) | 674t | 730t |
稼働開始日 | 2023年12月29日 | 2024年1月22日 |
■ 株式会社ダイナックスについて
株式会社ダイナックスは「未来を今に」という企業スピリットをベースにチャレンジ精神を発揮して、お客様に満足して頂ける商品を開発し、生産し、販売し、「オンリーワン」の価値を創造して、皆様に感動して頂ける事を喜びとする、自動車・建機・農機等の駆動系専門メーカーです。北海道から世界へ、高品質な製品を提供しています。
■ ソーラーフロンティア株式会社について
ソーラーフロンティア株式会社は出光興産株式会社の100%子会社です。太陽光発電の主力電源化に向けた3つの課題「設置場所の限界」、「発電所の長期安定利用と太陽電池パネルの大量廃棄」、「系統電力システムの需給安定化」に具体的なソリューションを提供していくことを目指し、次世代型システムインテグレーターとして太陽光発電を提供し脱炭素社会に貢献していきます。企業情報や最新ニュースの詳細は、当社公式のホームページ、Facebook、X(旧Twitter)をご覧ください。
※1 2019年度の実績比較。
※2 千歳工場における本事業は環境省による補助事業「令和4年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 民間事業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業 新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業 ソーラーカーポート事業」に採択されました。
以上