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2010-10-28ソーラーフロンティア、10メガワットのCISモジュールをサウジアラムコのノースパーク・プロジェクトに供給

20101028
報道関係各位
ソーラーフロンティア株式会社
 
 
ソーラーフロンティア、10メガワットのCISモジュールを
サウジアラムコのノースパーク・プロジェクトに供給
 
中東における供給拡大に向け、サウジアラビア王国の大規模太陽光発電所にモジュールを本格供給
 
 
 
【東京―20101028日】-ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明、本社:東京都港区台場2-3-2、以下:ソーラーフロンティア)は、サウジアラビア王国の国営石油会社であるサウジアラムコに対し10メガワットのCIS薄膜太陽電池モジュールを供給することに合意しましたのでお知らせします。この合意にもとづき、サウジアラビア王国ダーラン市にあるサウジアラムコのオフィス複合施設「ノースパーク・コンプレックス」へ電力を供給するため、敷地内の駐車場の屋根上にカドミウムや鉛を含まないCIS薄膜太陽電池モジュールを設置します。完成は2011年末を予定しており、太陽電池が設置された駐車場として世界最大規模となる見込みです。
 
今回のプロジェクトへの参画により、ソーラーフロンティアは、サウジアラビア王国においてCIS太陽電池モジュールを本格的に供給することになります。モジュールは車両4,450台収容の駐車場(16~18ヘクタール)の屋根上に設置され、発電電力は敷地内のオフィスビルで日中に使用される全ての電力量を賄うことができます。なお、発電が見込まれる電力量は一般家庭6,000戸分の電力に相当します。
 
サウジアラビア王国は、一日あたりの日照時間が12時間と長く、エネルギー量にすると1㎡あたり7キロワット時であり、これは「太陽の国」と言われているスペインを上回ります。そのため、太陽光事業には最適の地と言えます。
 
サウジアラムコは、このプロジェクトを通じて、エネルギーの節約を図るとともに、太陽光エネルギーの需要が拡大すれば国内のエネルギー産業への影響が拡大すると述べています。駐車場における太陽光発電事業は、エネルギー節約のための有効な方法として認知されていることなどから、屋根付きの駐車場に太陽電池モジュールを設置することを決めました。
 
ソーラーフロンティアは、CIS太陽電池モジュールの高い発電性能を生かし、中東諸国の厳しい環境下における太陽光エネルギーのニーズに応えていきます。また、今回のプロジェクトでは砂漠地域におけるCIS太陽電池モジュールの発電優位性を実証するとともに、プロジェクトを通じて得られた知見を、中東諸国をはじめとした世界各地の厳しい環境下における太陽光発電プロジェクトに活用していきます。
 
以上


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ノースパーク・プロジェクトのイメージ図
 
 
 
 

【ソーラーフロンティア株式会社について】

 
ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社の100%子会社であり、現在、宮崎県に世界最大規模となる第3工場(国富工場:年産900MW)を建設しており、既に稼働している第1および第2工場と合わせて、2011年中に約1GW(1,000MW)のCIS太陽電池の年産能力の確立を目指しています。
ソーラーフロンティア株式会社が製造・販売するCIS太陽電池モジュールは、銅、インジウム、セレンを使用して、当社の独自技術で生産される次世代太陽電池であり、経済効率の高さ・環境負荷の少なさのほか、太陽電池の設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)が、従来型のものに比較して高い(年間発電量で約8%の差、当社調べ)という特徴をもっています。技術性能だけでなく、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・製造されていること、黒一色のデザインが評価され、内閣総理大臣表彰「第2回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2007年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞しました。

 

 

 
 
 
報道関係からの問い合わせ先:
ソーラーフロンティア株式会社 広報部 中田・八宮
TEL: 03-5531-5792
 

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