2011-06-28ユービーソーラー、米国北東部最大級の太陽電池プロジェクトにソーラーフロンティアのCISを選定
*本プレスリリースは米国で同時刻に発表されたリリースの抄訳です。
2011 年 6 月 28 日
報道関係各位
ソーラーフロンティア株式会社
ユービーソーラー、米国北東部最大級の太陽電池プロジェクトに
ソーラーフロンティアのCISをソーラーフロンティアのCISを選定
大規模太陽光発電所向けに、3.8 メガワットの太陽電池を設置
【米国カリフォルニア-2011 年 6 月 28 日】―ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明 本社:東京都港区台場 2-3-2、以下:ソーラーフロンティア)は、米国北東部の公益企業が運営する太陽光発電プロジェクトに、3.8 メガワットの太陽電池を、ユービーソーラー社(juwi solar Inc.)を通じて供給することが決定しましたので、お知らせします。2011 年末に稼働を開始する予定の本プロジェクトは、米国北東部における最大級の太陽光発電プロジェクトで、ソーラーフロンティアにとっては北米最大の供給規模となります。今回の受注獲得は、ソーラーフロンティアが目指している世界各国のトップ企業との提携関係の構築を推し進めるものです。
ソーラーフロンティアが供給する CIS 薄膜太陽電池は、世界最大規模の生産能力を誇る国富工場で、独自技術で生産されます。国富工場は、装置の自動化、約 1 ギガワットの生産規模、省エネルギー生産、一貫生産を実現した、世界にも類をみない工場です。
ソーラーフロンティア・アメリカズの最高執行責任者(COO)、グレッグ・アシュレイは次のように述べています。「世界最大規模の国富工場が稼働を開始した直後に今回のプロジェクトを受注できたことは、CIS 薄膜太陽電池の大量生産による経済的なメリットが高いことを示しています。また、発電性能が高く環境に優しいソーラーフロンティアの CIS 薄膜太陽電池の信頼性が、世界市場において高まっている証拠でもあります。」
ユービーソーラー社マネージング・ディレクター、マイケル・マーチン氏は、次のように述べています。「ユービーソーラーは、競争力の高い大規模太陽光発電システムを顧客に提供しています。当社は、ソーラーフロンティアの CIS 技術のおかげで、経済性の高いエネルギーを長期に亘って安定的に生み出すシステムを当プロジェクトに提供することができます。」
以上
【ソーラーフロンティア株式会社について】
ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社(5002, T)の 100%子会社であり、CIS 薄膜太陽電池の生産・販売を行っています。世界最大規模となる宮崎県の第 3 工場(国富工場:年産 900MW)は、2011 年 2 月より商業生産を開始しており、2011 年夏頃にはフル生産体制に移行する予定です。既に稼働している宮崎第 1 工場および宮崎第2 工場と合わせて、約 1GW(1,000MW)の CIS 薄膜太陽電池の年産能力の確立を目指しています。
ソーラーフロンティア株式会社が生産・販売する CIS 薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、当社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率が高く、環境に優しいことが特徴です。太陽電池の設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)が従来型のものに比較して高い(年間発電量で約 8%の差、当社調べ)だけでなく、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・生産されています。また、黒一色のデザインが評価され、内閣総理大臣表彰「第2 回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2007 年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞しました。
【昭和シェル石油株式会社について】
昭和シェル石油株式会社(5002, T)は東京証券取引所の上場会社で、エネルギー産業における 100 年以上の歴史を持つ企業です。
【ユービーソーラー社について】
ユービーソーラー社(juwi solar Inc.)は、米国コロラド州ボルダーに本社を置き、北米において大規模太陽光発電所を開発、建設、運営しています。同社は、米国トップ10の規模を持つ大規模太陽光発電所のうち、3個所の開発・建設を行った実績があります。また、親会社のユービー・ホールディング社(juwi Holding AG、本社:ドイツ)は、世界各地に1,500件以上の太陽電池部門を有し、太陽光発電プロジェクトの実績は累計700MWに達します。ユービーソーラー社に関する詳しい情報は、www.juwisolar.comをご覧ください。
報道関係からの問い合わせ先: ソーラーフロンティア株式会社 ブランド&コミュニケーション部 中田・八宮 TEL: 03-5531-5792 |