2011-02-25ソーラーフロンティア、バルティックソーラー社とドイツ北部を対象とした販売契約を締結
*本プレスリリースはドイツで2011年2月24日(現地時間午前10時)に発表されたリリースの抄訳です。
2011年2月25日
報道関係各位
ソーラーフロンティア、バルティックソーラー社と
ドイツ北部を対象とした販売契約を締結
世界最大規模の国富工場からCIS薄膜太陽電池を出荷
【ドイツ、リューベックおよびミュンヘン-2011年2月25日】-ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明、本社:東京都港区台場2-3-2、以下:ソーラーフロンティア)は、本日、バルティックソーラー社(Balticsolar GmbH)との間で長期販売契約を締結し、販売体制を強化したことをお知らせします。バルティックソーラー社はドイツのリューベックに本社を置く太陽電池の専門企業で、今後、数十メガワット規模のソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池を販売・設置することになります。これによりソーラーフロンティアは、ドイツ北部へも本格的に進出します。
バルティックソーラー社ゼネラル・マネージャーのアレクサンダー・ハンスマン(Alexander Hansmann)氏は次のようにメッセージを寄せています。「ソーラーフロンティアとの契約の決め手となったのは、CIS薄膜太陽電池の経済性と環境特性の高さに加え、世界最大規模の生産能力を持つことです。当社のシステム設計・施工のノウハウにソーラーフロンティアの販売・営業チームの専門知識を組み合わせることにより相乗効果を生み出し、トップクラスのサービスと最先端のエネルギーソリューションをお客様にお届けします。」
ソーラーフロンティア・ヨーロッパのマネージングディレクター、ウォルフガング・ランゲ(Wolfgang Lange)は、次のように述べています。「太陽電池産業におけるバルティックソーラー社の活躍は目を見張るものがあります。同産業においてリーダーとなることを目指すソーラーフロンティアにとって、複数年の販売契約の締結は大きな前進です。また、バルティックソーラーと協力することにより、ドイツ北部の市場へ進出することができます。当社を信頼してくださったバルティックソーラー社に感謝の意を表するとともに、当社がもてる知見とノウハウでバルティックソーラー社をサポートしてゆきます。今後も同社とは、長期に亘る関係を構築していきたいと考えています。」
ソーラーフロンティアは、最先端の生産技術、世界最大規模の生産能力、グローバルな営業チーム、そして経済的かつ環境にやさしいCIS薄膜太陽電池をもって、競争力のあるソリューションをお客様に提供することをお約束します。
以上
【バルティックソーラー社について】
バルティックソーラー社(Balticsolar GmbH)は、住宅用・産業用の太陽光ソリューションの企画・設置を専業としており、コンサルティング、設計、組み立てなど、運転開始までに必要なサービスを提供します。本社はドイツのリューベックにあり、ドイツの太陽電池大手として設置実績は1200個所を超えています。また、同社は小規模な火力発電所の企画・設置を行う関連会社、Constirling GmbHと協力し、ドイツ北部初の再生可能エネルギー検証センターを建設しました。詳しい情報は、www.balticsolar.de および www.constirling.deをご覧ください。
【ソーラーフロンティア株式会社について】
ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社(5002, T)の100%子会社です。同社が生産・販売するCIS太陽電池モジュールは、銅、インジウム、セレンを使用して、独自技術で生産される次世代太陽電池であり、経済効率の高さ・環境負荷の少なさのほか、太陽電池の設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)が、従来型の製品に比較して高い(年間発電量で約8%の差、当社調べ)という特徴をもっています。また、技術性能だけでなく、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・生産されていること、黒一色のデザインが評価され、内閣総理大臣表彰「第2回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2007年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞しました。
報道関係からの問い合わせ先: ソーラーフロンティア株式会社 広報部 中田・八宮 TEL: 03-5531-5792
|